壱岐の寺院・1

         寺 院 数(仏教会加盟)  35寺

        
 宗 派 別 寺 院
 曹洞宗 17寺   本山⇒永平寺(福井県)
    郷ノ浦町(10)
         金谷寺
(物部)   長栄寺(庄)  円光寺(大原)
          
 太平寺(渡良浦)  玉泉寺(有安) 祥雲寺(柳田)
         南明寺(初山東)  高源院(黒崎) 法輪寺(坪)
         華光寺
(東)
    
勝本町(2)
         観世音寺
(湯ノ本) 報恩寺(本宮)
    芦辺町(5)
         龍造寺
(諸吉)  天徳寺(芦辺)  長徳寺(瀬戸)
         龍養寺
(住吉)  龍泉寺(八幡)

 
臨済宗  10寺   本山⇒大徳寺(京都市)
    勝本町(1)
         東光寺
(可須)
    芦辺町(5)
         観音寺
(国分)   国分寺(中野郷)  定光寺(湯岳) 
         高源寺
(箱崎本村) 安国寺(深江)
    石田町
         伝記寺
(池田)   龍峯寺(印通寺)  
           
西福寺(筒城西)  寿慶院(本村)
 
 
真言宗  5寺
    
郷ノ浦町(2)
         金剛寺
(片原)  光福寺(本村)
    
勝本町(3)
         金蔵寺
(新城西) 能満寺(勝本浦)  仙南寺(坂本)
 
日蓮宗  2寺
    
郷ノ浦町
         霜田寺
(渡良東)
    
芦辺町
         妙法寺
(芦辺浦)
 
浄土宗  1寺
    
郷ノ浦町
         専念寺(郷ノ浦)



         
壱岐への仏教の伝来
 仏教は、印度から中国・韓国を経て日本に入ってきたわけですが、日本
の表玄関にある壱岐は、最も早い時期に仏教の洗礼を受けたものと思いま
す。
 この島を最初にまとめ、支配したのは
壱岐直眞根子といわれています。
 眞根子は雷大臣の子で神功皇后の新羅出兵に従軍し、後、壱岐に定住し
て、海人族を率いて活動しました。
 『姓氏録右京神別』に、「壱岐直、天児屋根命九世孫、雷大臣之後也」
とあります。
 
壱岐氏などは氏寺を中心に一族が団結していたことと思われますので、
壱岐への仏教の渡来は、欽明天皇の時代よりも早かったのではないでしょ
うか。
 
 なお、
わが国への仏教の伝来は、欽明天皇7年(538)、百済の聖明
王が仏像と経典を送り、これにより、正式に仏教が伝わったとされて
います。


       
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