壱岐の神社・3
壱岐国藩主崇敬神社
「右 九社 ハ旧藩主直参ノ社ニシテ例祭ニハ城代ヲ
参向セシメタリ」(『壱岐国神社誌』より)
興神社 那賀村(湯岳) 聖母神社 勝本町(勝本浦)
国片主神社 々 (国分) 八幡神社 鯨伏村(本宮)
住吉神社 々 (住吉) 白沙八幡神社 石田村(筒城)
八幡神社 箱崎村(釘の尾)
天手長男神社 柳田村 国津意加美神社 武生水町
(興 神 社)
(国 片 主 神 社)
(住 吉 神 社)
(箱 崎 八 幡 宮)
(聖 母 宮)
(本 宮 八 幡 宮)
(筒 城 八 幡 宮)
七 社 参 拝
「藩主崇敬ノ 七社 及ビ 十七社 ヲ制定シ、此ノ神社ノ
大祭ニハ神幸式、流鏑馬ノ神事ヲ執行セラレ、内七社は城代の参
向アリ、他十七社ハ馬廻ノ武士ヲ代参セシメラル、
而シテ、一の宮天手長男神社ヲ国中総廟トシ、城代ノ居館
所在国津意加美神社ヲ御願本ト定メ、七社ト均シク城代ノ
参向ヲ見タリ。」(『壱岐国神社誌』総説より)
正月などに、神社に参拝しますが、特に祈願のため、個人・
家族・グループで、「七社参拝」を行う慣習が続いています。
この「七社」と上記の『藩主崇敬ノ九社』の中の「七社」
と一致します。
「七社参拝」の起源は、二十六代松浦藩主鎮信公の治世が
始まった永禄十一年(1568)以降に求めることができると
思います。
「右 十七社 ハ旧藩主代参ノ社ニシテ例祭ニハ
馬廻衆参向シタリ」(『壱岐国神社誌』より)
国津神社 渡良村 八幡神社 那賀村
天手長比売神社 柳田村 覩上神社 々
津神社 々 高御祖神社 田河村
河原神社 々 兵主神社 々
天満神社 沼津村 天満神社 石田村
爾自神社 々 志々岐神社 々
天道神社 々 弥佐岐刀神社 志原村
熊野神社 鯨伏村 鏡岳神社 初山村
若宮神社 勝本町
壱岐の神社(トップ)