壱岐市の歌」決定 (05.2.28)


 長崎県壱岐市は、平成16年3月1日に島内の4町が合併して誕生しました。
 そこで、壱岐市では新しい市のイメージづくりを進めるために、そのシンボ
ルとして「
壱岐市の歌」を作ることを決め、その歌詞を募集していました。

 応募作品の中から、
藤本健人
たけとさんの「壱岐洋洋」が壱岐市歌として決定
しました。藤本さん(58歳・壱岐市郷ノ浦町志原西触)は、郷ノ浦町文化協会
長で、20歳頃から趣味で作詞をされており、30歳から川柳を始め、今は現
代川柳「ふあうすと」同人で、校歌を作詞した母方の祖父・川柳で福岡市民芸
術祭賞を受賞した父上の血筋を受けておられ、太鼓演奏などでの島興しや文化
活動に情熱を傾けておられます。
 藤本さんは、最初、市歌募集に心は動かなかったということですが、応募者
が少ないという新聞報道に刺激され、通勤途上など10日間で集中して作詞し
た、なお、「壱岐洋洋」は前にメモしていたのが役に立ったと話されています。

 応募総数は、324点(市内90、市外234)。7人の選考委員会が4点ま
で絞り、その4点の中から
小椋佳氏が曲をつけました。曲は正調と音頭バージ
ョンがあります。
 3月27日午後3時から市歌発表会が壱岐文化ホールで開催されます。レコ
ーディングは終了し、CDは学校、自治会、団体等に配布されます。



 壱岐市市歌 壱 岐 洋 洋
            
作詞 藤本建人
               作曲 小椋 佳
               編曲 川辺 真

       
春一番はるいちばんに さそわれて
       
花咲はなさき海うみの 碧あおが増
       
いとなみ刻きざ をつなぎ
       
あかるい希望のぞみ かなでよう
       
はばたく壱岐いきの 空映そらはゆる
       
はばたく壱岐いきの 空映そらはゆる

       
うみとみどりに 育はぐくまれ
       
ゆたかな惠めぐみ わかち合
       
こころひとつに ときめいて
       
あらたな息吹いぶき み出そう
       
きらめく壱岐いきの 島萌しまもゆる
       
きらめく壱岐いきの 島萌しまもゆる

       
玄界灘げんかいなだの なみうけて
       
しまに弥生やよいの 風薫かぜかお
       
ながい歴史れきしを 承け伝つた
       
かがやく未来みらいを 見つめよう
       
ゆらめく壱岐いきの 海光うみひか
       
ゆらめく壱岐いきの 海光うみひか