壱岐高離島留学制度
 原の辻歴史文化コース」に「中国語専攻」発足



 離島留学制度として、平成15年度に「
原の辻歴史文化コース(歴史学)」がスタ
ートし、17年度には、新たに「
中国語専攻」が発足しました。『壱岐日々新聞』に
関連記事が載っていましたので、許諾を得て転載します。



      

       
 「壱岐を人生の旅先に」
        壱岐高離島留学生入市式

 壱岐高校原の辻文化コースに入学した15人の生徒のうち、市外から離島留学生と
してやって来た生徒の入市式が8日、開かれた。
 県内の6人をはじめ、福岡市の3人や大阪府の2人など11人。生徒代表で長崎市
出身の橋本直樹さんは「
人生の旅先に壱岐を選んだ。青い海と空がうけいれてくれ
そう。たくさんのものを吸収したい
」と身振り手振りを交えてハツラツとした堂々
の挨拶。里親代表の
白川勇一前PTA会長も「わが子同様に」と暖かい挨拶。
 最初は堅苦しい表情だった生徒も、花束を胸に明るい雰囲気に。里親とも打ち解け
あって笑顔には期待が光った。



           

        
   『交流の架け橋に』
        中国語講座に上海外大の毛文偉先生

 知的で優しい人柄≠ェ第一印象の32歳。妻は東京三菱銀行の上海支店勤務。愛
する子供1人と妻を上海に残しての単身赴任だ。記者会見で記者団が「坐ってどうぞ」
と勧めても立って胸を張り答えた。その日本と中国の「
交流の架け橋に頑張りたい
という言葉には使命感があふれていた。中国内での反日運動等について質問すると、
文化や経済に違いはあっても話し合いで解決したい。各分野で両国の交流が盛
んなことは非常に良い事だし、それが主流
」と自信のある笑顔を見せた。
 今年の壱岐高の離島留学コースの入学者は15人で、そのうち中国語コースが11
人(うち、島内からは男子1人、女子2人)。素晴らしい先生に恵まれ、在学中は夏休
み3週間の短期留学と、卒業後の上海外大留学の道が見えるというのは、大陸の時代
に羽ばたいていく高校生としては破格の好条件だろう。
 
毛文偉もうぶんい先生は中国語読みでは「マオ ウェンウェイ先生」。上海外語大
の日本語科を卒業し、貿易会社に勤務、その後同大学院へ進み、さらに母校で日本語
教師という幅広い経歴。刺身大好きというから壱岐にはピッタリ。「壱岐は静かで雰
囲気もいい。来て良かった」と頷いた。




 
離島留学制度」・「原の辻歴史文化コース」・「里親制度等について、
 調べたい方は、下記のホームページをご覧ください。

壱岐高等学校ホームページ ⇒

壱岐高PTA新聞・第8号 ⇒




      
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