主なイベント暦


壱岐の島新春マラソン大会
期日 1月第2日曜日
場所 芦辺町ふれあい広場周辺
問い合わせ先 壱岐の島新春マラソン大会実行委員会
       09204−5−1111

第15回大会(招待選手 有森裕子選手・エントリー1430人
       ・
最高齢者男性90歳、女性78歳・遠隔地 埼玉県
平成13年1月13日(土)壱岐の島「椿夢街道」づくり記念植樹
              (15:00 一般133本、
有森選手1本)
             ・
開会式(18:30 歓迎レセプション、
                      トークショー
有森選手)
       14日(日)大会(雨天決行)    スタート時刻
          ハーフマラソン 一般高校男女 10:00          
          
3 q     中学一般女子 10:05 
          
5 q     中学男子   10:25
                   一般高校男女 10:40
          
2 q     小学5年女子 12:00
                   小学5年男子 12:10
                   小学6年女子 12:20
                   小学6年男子 12:30
   ●
有森裕子選手プロフィール 
    女子マラソン代表選手 92年・バルセロナオリンピック 2位
               96年・アトランタオリンピック 3位


壱岐・壱岐綱引大会
期日 平成14年は2月
17日実施
場所 石田町筒城浜ふれあいセンター
問い合わせ先 石田町「町おこし」実行委員会
       пD09204−4−5179

美濃の谷参り
期日
 3月21日
場所 芦辺町瀬戸浦
問い合わせ先 芦辺町商工会
       09204−5−0066
※『
壱岐名勝図誌』に、壱岐国巡礼33ヵ所の札所であるところから、
ここを美濃谷汲寺と称するようになったとある。また本番の美濃国(岐阜
県)谷汲
こっきゅう山華厳寺の末寺の一つで「今までは親とたのみし笈おい
るを、脱きておさむる美濃の谷ぐみ」とあるところから「美濃の谷さま」
と親しまれている。彼岸の入りから、彼岸の戻りにかけて、全島から巡礼
者が竹の杖に椿の花をさして各お堂を巡礼し、最後の札所である当所の涙
川の地蔵尊に参拝する。涙川とは、小さな井戸のことで祖霊や親しい身内
の人の霊が井戸水に映って対面することができるというのである。竹の杖
は「十方施主供養塔」の前に納め、「へそ菓子」を供え、水を注ぎ供養す
る。彼岸中は、当所の参道に露店が並び、そこで「へそ菓子」などが売ら
れ、一段と賑わいを増す。また、この「へそ菓子」は家の墓や位牌に供え
供養する。(『
芦辺町史』より)


春一番!風のフェスタ
期日 3月第3日曜日 (13年は3月11日(日)
場所 郷の浦町元居漁港一帯
問い合わせ先 郷ノ浦役場
       09204−7−1211
※船競漕とは櫓や櫂などを動かして船を進め、漕ぐ速さを競争することで
ある。古くは船競、船駆、競舟などと言われた。壱岐、対馬では土地によ
って異なるが、「ふなぐろ」(ふなぐろう、ふなごろ)と呼ばれ、壱岐で
は「みーきぶね」(御幸船)ともいう。島内では、勝本町の聖母宮の大祭
で行われている「みーきぶね」が著名である。試合形式は地区対抗で行わ
れる。紅白に分かれた一の船と二の船にそれぞれ若者五人(漕ぎ手四、と
び手一)と神官が乗り込み、250メートルのコースを競うのである。一
の船が勝てば大漁で浦が繁盛といい、二の船が勝てば豊作で在が繁盛する
という。
 郷ノ浦町でも、かっては元居、初瀬、大久保、黒崎、麦谷と渡良三島で
行われていた。昭和63年、郷ノ浦役場が和船三隻を建造し、ふなぐろを
現代によみがえらせ、町おこしの一助になればとした。キャッチコピーは
「春一番!風のフェスタ」である。以来毎年3月の第3日曜日に郷ノ浦港
内で行われている。これがきっかけで、黒崎(5月・花ちらし行事)、麦
谷(8月15日・盆行事)、初山(9月18日・西八幡神社の大祭行事)
が復活した。(『
郷ノ浦町史』より)

          開催にあたって

          春一番イベント 2000風のフェスタ
          大会々長    
 幡 鉾  剛 和

 壱岐・郷ノ浦町の地域活性化と地域コミュニティの推進をめざして、民
間と行政が一体となって進めております春一番イベント風のフェスタ
も、今年で第13回目を迎えます。
 今や「春一番」は、気象用語・歌謡曲などで全国的にすっかり定着し、
その語源発祥の地として壱岐をピーアールするに十分な素材であります。
 メインイベントである和船の競漕舟グロ≠熬ャ内各地で開催されてお
り、春先のイベントとして定着を見せております。櫓漕ぎ舟の姿を見る機
会が少なくなった今日、舟グロ≠ヘ体験と伝承そのものです。
 風船メール≠ヘ、毎年子ども達の夢とスタッフの期待をこめて、春一
番の風に乗り、全国各地に壱岐の便りを送り続けています。今年も新たな
出会いが期待されます。
 春一番風のフェスタ≠ェ春一番語源発祥の島として壱岐を全国に広
め、今後も壱岐及び郷ノ浦町の観光とと地域経済の活性化を図り、21世
紀の町づくりのキーワードとして行政と民間の共同のもとに進めてまいり
たいと思います。
 また、春一番語源発祥の時代的背景である安政6年(1859)の海難
事故で亡くなられた元居の漁師53人への冥福を祈念し、「春一番」発祥
の語源を広げてまいります。
                   平成12年3月19日


開会セレモニー(概略)
 八幡崎海難者慰霊碑「五十三霊得脱之塔」献花 開会行事用和船入
 ね港 花火・風船メール放出 
閉会セレモニー
 
優勝旗・表彰状・副賞の授与
●イベント内容
(概略)
 舟グロ⇒和舟2隻で競漕 1チーム5名 4丁櫓
 ・
風船メール⇒メッセージカードを乗せて放ち、拾った方から返事
        を投函してもらう。町内の小学生等が予め記入。当
        日、先着50名にも記入してもらう。(風船500
        個)
 ・
親子ふれあい鬼凧飛ばし⇒風にちなむイベント「節句の鬼凧飛ばし」
 ・
協賛・共催イベント⇒春一番協賛大売出し
 ・
陸上の部イベント⇒春一番抽選会 アニメキャラクターショウ
           不用品の青空市場 ストラックアウト
           さかなの春一市場 バザー
 ・
シーカヤック無料体験教室⇒「壱岐出会いの村」の体験メニュー
                の一つを体験。
 ・
舟グロ実施要領(概略)⇒チーム編成5人 一般の部・女性の部

  ※
実施要綱が事務局より出されます。なお、イベント情報でお
   知らせします。
             
「春一番」について

春の石田市
期日 4月29日
場所 石田町石田小中学校グラウンド
問い合わせ先 石田町商工会
       0904−4−5251

八 日 市
期日 5月第2日曜日
場所 郷の浦町郷ノ浦商店街近辺
問い合わせ先 郷ノ浦町商工会
       09204−7−0387
※旧暦4月8日は、古くから郷ノ浦と湯ノ本に市が立った。
 18日には郷ノ浦に二番市も立った。旧暦4月農家は麦の収穫、稲
の植付け前の農繁期入りを控えて、食料品、農具・家具・日用品、職
人は細工工作品、海辺の人は海のもの磯のもの、旅の商人の品々、売
る者も買う人も、加えてこの日は釈迦の誕生会、仏教の流布と共に花
御堂・甘茶祭、この他寺院は思いおもいの趣向を催し、集まる善男善
女・老若男女は文字通り楽しみの門前市をなした。こうした自然発生
的な好条件が揃いそろって、人と物の交流交換の場として栄え続けて
来たものと思われる。
 現在の郷ノ浦八日市は毎年5月第二日曜日に開催され、市の一角に
釈迦を祀り甘茶を供え、海産物・農産物・金工具・衣料・日用品・什
器・雑貨・植木苗物等々、ありとあらゆる商品や出店が軒を連ね、本
町・下ル町筋一帯を歩行者天国的に確保して伝統の盛況を誇り続けて
いる。(「
郷ノ浦町史」より)

壱岐サイクルフェスティバル
期日 平成13年は、6月10日(日曜日)に実施
場所 壱岐全島
種目 ・壱岐サイクルロードレース(日本自転車競技連盟登録選手)
     50q 男女 
    
壱岐チャレンジロード
    一般⇒50q
(男女)・30q(男子) ヤング⇒30q(男子)
    シニア⇒20q グランドシニア⇒20q レデイース⇒20q
   ・
ジュニアチャレンジロード
    小学5・6年生(男女)⇒4.5q 中学1・2・3年生(男女)⇒8q
問い合わせ先 壱岐サイクルフェスティバル実行委員会
       09204−7−3196
       FAX09204−7−3721

郷ノ浦祇園山笠
期日 7月第4土曜日・日曜日(平成13年は7月28、29日
場所 郷ノ浦町内
問い合わせ先 郷ノ浦祇園山笠振興会
       09204−7−0387
※『
壱岐名勝図誌』に「祇園社 在本居浦」とあり、更に「祭礼山鉾の
事  寛延三年(註1750年)始て祭礼山鉾を造る。然しより以来
毎年次第に繁栄て浦中三つに分り。其一に築町の内上町・下ル町、其
二に同町の内十八軒町・亀川町・迎町・丁隔年に山鉾を作る。其三に
本居浦西組町・築出町、此分祇園祭をなし、祭礼一式請持といへり。
社領畠拾四町壱反九畝廿五歩、高一百石七升八合。
祭礼料当。右の町中
にて隔年に思ひおもいの山鉾を作りける。その様ハ木にて高く台をこ
しらへ、車を附、周りを紙以て張、さまさまの山形をもやうし、上に
ハ人形やうの物をすゑて衣服甲冑を着せ、或ハ兵杖をもたせ、旗幡な
とさゝせなとして、是をかき以てありくなり。京師の祇園会にくらふ
れハ、只形はかりなれとも、皇都にかはりて年々に異様なるもやうを
作りかへて、其製同しからさるハ又をかしき様也。歌ひなとも其作り
山のもやうによりて、年々にかハれり。十四日夜ハ社頭にて大神楽あ
り。十五日山を備え奉りし後、神輿をかさりて下
クダる町の幸下の旅
所に渡御なし奉り、還幸には夷
本より本居浜まて御船幸にてかへら
せ給ふ。国中の貴賎群集せり。」と載っています。なお、「祇園祭礼
 山鉾」や「本居浦」の絵図があり、当時の山鉾の形や祭りの様子、
本居浦の景色などからは雷丘(現在の駐車場の上の丘)・祇園(浦の
中央部)・長宇山本勝寺(々)の存在が分かります。なお、本文中に
昌隆山長徳寺 
在本居 というのがありますので、「本居」の名称の意
味するように、この浦が倭寇などの根拠地になっていた時代があった
のではないかと思われます。(現在は、「
元居」となっていますが、
いつ頃からか、不明です。お分かりの方は、ご教示下さい。)

                
『郷ノ浦祇園山笠よもやま話』

八幡浦カズラひき
期日 8月13日〜15日
場所 芦辺町八幡浦本町通
問い合わせ先 壱岐東部漁協
       09204−5−0385
※盆行事の一種で、精霊送りの行事である。13日は旧道を西から東
に、14日には更にカズラを継ぎ足し東から西へ、15日は更にカズ
ラを加えて夜八時ごろ西から東へカズラを引き歩く。仏に供えた不用
の箸、柴紙等を燃やしている送り火の上をカズラが通る。桶やバケツ
で水を人やカズラにかけ引く様は勇壮である。(『
芦辺町史』より)

石田・夏祭り(大綱引き)
期日
 8月14・15日
場所 石田町印通寺港広場
問い合わせ先 石田町印通寺浦会
       09204−4−5251

花火大会
期日 8月16日
場所 勝本町勝本港
問い合わせ先 勝本町商工会
       09204−2−1156

ペーロン大会
期日 8月16日
場所 勝本町勝本港
問い合わせ先 勝本町役場
       09204−2−1111

勝本港祭
期日 10月15日
場所 勝本町勝本港外
問い合わせ先 勝本役場
       09204−2−1111

国分天満宮奉納相撲
期日
 旧暦8月25日
場所 芦辺町国分天満宮
問い合わせ先 芦辺町役場
       09204−5−1111
※『
壱岐名勝図誌』に、松浦藩治世下では「国守名代社参。御幸・
流鏑馬等ありて還幸なし奉る。参詣の諸人群をなせり。」と載って
います。国守名代の参向の行列は特に盛儀で、ついでに国中大角力
を観覧の上、帰城するのが慣例となっていましたので、観覧のため
の桟敷架けなどもされ、多くの人達が集まって来ていたことが、
「其二 八月二十五日祭礼之図」の絵図からも分かります。
 戦後の一時期までは、郡内の四股名を持った力自慢の力士達や郡
外からの力士が参加して、壱岐の鎮守の奉納相撲の代表として大い
に賑わっていましたが、近年は参加する力士の数も少なくなり、な
お、勧進元になっている地区青年会員の減少で運営が困難なるなど
の問題等もあり、衰微してきていましたが、平成13年度に国分郷
の有志により、
国分相撲協会(会長・村田武続氏)が結成され、こ
の会が主催して開催されています。

湯ノ本温泉まつり
期日 10月29日
場所 勝本町湯ノ本温泉
問い合わせ先 勝本町商工会
       09204−2−1156

壱岐大々神楽だいだいかぐら
期日 12月20日
場所 芦辺町住吉神社
問い合わせ先 住吉神社
       09204−5−3002
※室町時代より、語り舞い継がれた「大々神楽」が、この日に夜を徹
して舞われます。四十曲余りを舞うのに8時間を要するという大掛り
なものです。県指定無形文化財になっています。
                       
壱岐神楽