掲載については、許諾を受けました。
元寇記念事業(3)
壱岐やぶ椿記念植樹⇒
(白石一郎・神田紅・芹田騎郎)
蒙古襲来トークショー
期日 平成13年11月25日(日)
場所 勝本町・壱岐西部開発総合センター
●ドキュメント講談「元寇〜神風は吹いたか」
講談師 神田 紅 氏
白石一郎氏が、読売新聞に「歴史よもやま話 蒙古襲来」を46回
連載された時に、切り絵作家の芹田騎郎氏の作品が挿絵として使われま
した。その作品をスライドにして背景に映写する新感覚の手法を用い、
時には拍手の間合いなどを教えたりする、持ち前の明るいキャラクター
と軽妙な語り口で、楽しい雰囲気に聴衆を引き込まれました。
●トークショー「ムクリコクリが来たぞ!」
作 家 白石 一郎 氏
講談師 神田 紅 氏
神田紅氏が、白石一郎氏に問いかける形式で進められました。蒙古軍
や鎌倉武士の特長、平景隆・少弐資時の戦い、松浦党の活躍・伸長などに
ついて、くわしく、説明して行かれました。
又、自分の本籍は壱岐であり、子供時代は、よく父上に連れられて訪ね
て来ていたことや先祖の系譜についての考えも話されました。
なお、壱岐を題材にした作品が少ないのは、元寇以降、動乱のようなも
のが殆ど無く、平和な状態が続いていたので作品にし難い、と話されてい
ました。最後に、地元の人たちから質問を受け、丁寧に答えられるサービ
スもありました。
今後の、ますますの、ご活躍を祈念いたします!
切 り 絵 展
期日 11月1日(木)〜30日(金)
場所 石田町・マリンパル 芦辺町・つばさ
郷ノ浦町・壱岐文化ホール
勝本町・壱岐西部開発総合センター
<主な展示>切り絵「蒙古襲来」原画47枚(額装)
連載カラー新聞紙面(パネル)
芹田騎郎氏の切り絵実演(後は娘さん夫妻)
執権 北条時宗
芹田騎郎氏には、精緻で華麗な切り絵の展示と、お弟子さんと共に切り絵
の実演をしていただきました。
ますます、ご健勝で『芹田騎郎の世界』を広められますよう、祈念いた
します。
大河ドラマパネル展
期日 11月23日(金)〜12月9日(日)
場所 勝本町・壱岐西部開発総合センター 芦辺町・ダイエー
<主な展示>NHK大河ドラマ「北条時宗」紹介の写真パネル
神田 紅
出身地/福岡県 文学座研究所卒業
特技/日舞(藤間勘喬)・端歌・三味線
昭和54年/講釈師神田山陽門下となり、神田紅を名乗る。
昭和57年/その得意なキャラクターを生かした芝居講談を手掛ける。
以後、女優・講釈師・レポーター・エッセイストとして活躍。
昭和63年/「紅恋源氏物語」(ダイワアート)出版
平成元年/真打昇進・本牧亭にて昇進披露興行。
現在/舞台・映画・テレビ・ラジオ等で活躍
白石 一郎
1931年/韓国釜山に生まれる。
壱岐出身/本籍・壱岐郡芦辺町箱崎本村触529番地
87年/『海狼伝』で直木賞
92年/『戦鬼たちの海』で柴田錬三郎賞
98年/海洋文学大賞特別賞
99年/『怒涛のごとく』で吉川英治文学賞を受賞する。
『海王伝』・『異人館』・『航海者』・『海よ島よー歴史紀行』・
『十時半睡事件帖』など著書多数 福岡市在住
芹田 騎郎
1918/北九州市に生まれる。(本名芹田秀雄)
1971/第4回北九州市民文化賞受賞
1984/北九州市文化功労賞
1988/読売新聞社に掌編小説挿絵連載(50回)
1990/サロンドパリ委員
1991/スポーツニッポン紙「発すれば風雨(高杉晋作)」連載(48回)
1993/全日本写真連盟理事就任・国際サロン審査委員となる
1996/「三国志ことば浪漫」連載(きりえ)西日本新聞(48回)
1988/台湾で「ユーカリの林で」小説・中国語版
フカイ社スケッチ画冊出版 台湾歴史書67合指定
2000/読売新聞歴史よもやま話蒙古襲来白石一郎氏作の挿絵連載(47回)
春の清水舞台 京都建都一千二百年祭美術展(平安王朝文化賞)
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